販促キャンペーンとは?販促キャンペーンの種類と販促手法
販促キャンペーンとは
販促キャンペーンとは
販促とは、販売促進の略称であり、企業の商品の購入やサービス利用の意欲を促進するための施策のことを言います。
キャンペーンも、「宣伝活動」のことを指すため、販促キャンペーンとは「企業の商品の購入やサービス利用の意欲を促進するための宣伝活動のこと」と考えて良いでしょう。
販促キャンペーンの効果
販促キャンペーンは、方法によって効果は異なりますが
- 商品購入・サービス利用の増加(直接的な売上増)
- 新規顧客の獲得
- リピート顧客の獲得
が主要な効果・目的です。
副次的な効果として
- ブランディング(認知拡大)
- 商品特徴の伝達
- 顧客エンゲージメントの拡大(顧客満足度の上昇)
にも寄与します。
販促キャンペーンの種類
販促キャンペーンには大きく分けて
- オープンキャンペーン
- クローズドキャンペーン
があります。
オープンキャンペーン
オープンキャンペーンとは
「誰でも応募できる」対象が制限されていないキャンペーンのことを言います。
例
- クイズに答えて応募するキャンペーン
- アンケートに答えて応募するキャンペーン
- TwitterやInstagramのフォローで参加できるキャンペーン
- ウェブサイトの応募フォームに入力するだけで参加できるキャンペーン
メリット
- 参加者数が増えやすい
- ブランディング(認知拡大)効果が高い
デメリット
- 販促効果は弱い(購入や利用条件がないため)
- 売上に対する費用対効果は低い
クローズドキャンペーン
クローズドキャンペーンとは
「商品を購入する」「サービスに申込む」ことを条件に参加できるキャンペーンのことを言います。
例
- クレジットカードに申込んだら、○○ポイントプレゼント
- 商品購入で、オリジナルグッズプレゼント
- 商品についているシールを集めて、参加できるキャンペーン
- 商品についているシリアルナンバーを入力して、参加できるキャンペーン
メリット
- 直接的な売上の向上に寄与する
- 売上に対する費用対効果が高い
デメリット
- ブランディング(認知拡大)効果は低い
- 参加者数が少ない
販促キャンペーンの手法
販促キャンペーンには
- 制度手法
- プレミアム手法
- 試用手法
- プライス手法
4つの代表的な手法があり、この販促手法を活用する、組み合わせることで、販促効果の最大化が狙えます。
制度手法
対象や期間を限定して行う販促キャンペーンのこと
対象の限定
「Instagramのフォロワー限定で10%割引キャンペーン」
「○○会員の方には、オリジナルグッズが当たる」
期間の限定
「毎月○○日は、5%OFF」
「○月○日までの7日間限定で全品10%OFF」
プレミアム手法
「入会でギフト券5,000円分プレゼント」
「ブランドオリジナルグッズプレゼント」
「このキャンペーンを利用してお申込みいただくと、1カ月無料で利用できます。」
「このキャンペーンを利用してお申込みいただくと、通常コースの料金でVIPコースのサービスが受けられます。」
よく用いられるプレミアム
- ギフト券、ギフトカード、商品券
- ポイント、マイル
- 一般商品(家電製品、生活用品、食品)
- オリジナルグッズ、オリジナルノベルティ
- 割引
- 商品のおまけ、オプションサービス
試用手法
お試し商品、モニター、サンプリングなどを活用して「体験してもらう」ことに主眼をおいた販促キャンペーンのこと
「無料サンプルの配布」
「アンケートに回答してもらうだけで、1カ月分の商品無料プレゼント」
「サービス利用1カ月無料キャンペーン」
プライス手法
参加者に商品やサービスの割引をする販促キャンペーンのこと
「今なら30%OFF」
「キャンペーン参加で半額クーポンを差し上げます。」
まとめ
- 制度手法
- プレミアム手法
- 試用手法
- プライス手法
は、代表的な販促キャンペーンの手法ですが
キャンペーンの販促効果を最大化するためには、販促手法だけに捉われることなく
- マーケティング戦略、プロモーション戦略
- キャンペーン予算
- キャンペーンの目的
- キャンペーンで狙いたいターゲット層
- 既存顧客のペルソナ
- 商品・サービスの価格帯
- 商品・サービスのスペック
- 商品・サービスの競合優位性
- 競合の展開しているキャンペーンの状況
などを複合的に考慮しながら、最適なキャンペーン手法を選び、キャンペーン設計をする必要があります。
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